大分ベートーヴェン・プロジェクト2020

ベートーヴェンチクルス

2020年はベートーヴェン生誕250年のアニバーサリーイヤー。大分県内のオーケストラ関係団体が協働し、年間を通じてベートーヴェンの交響曲第1番から第9番までの全曲を演奏するプロジェクトを開催します。12月には特別団体として、ベートーヴェンの交響曲演奏において世界最高の評価を得ている「ドイツ・カンマーフィルハーモニー管弦楽団(パーヴォ・ヤルヴィ指揮)」を招聘します。全公演ご来場いただいたお客さまを対象として、抽選で5組10名様にお得な特典もご用意いたします。どうぞご期待ください。

「チクルス」とは?ある特定の作曲家の作品を、連続して演奏するコンサートのこと。

※詳細は、各公演のチラシやWEBサイトでご確認ください。

11/8 14:00 開演
大分交響楽団 第43回定期演奏会 第3番

指揮:森口真司
場所:iichiko総合文化センター iichikoグランシアタ
曲目:ヴェルディ / 歌劇『ナブッコ』序曲
   チャイコフスキー / 幻想序曲『ロメオとジュリエット』
   ベートーヴェン / 交響曲第3番変ホ長調
料金:[全席自由]一般 1,500円、学生 1,000円
主催:大分交響楽団
問合せ:大分交響楽団事務局 090-9583-8577

プロフィール

大分県在住のアマチュア演奏家を中心としたオーケストラ。1963年設立、2013年に創立50周年記念演奏会を迎えた、全国のアマチュアオーケストラでも歴史の長いオーケストラの一つである。団員は10歳代から70歳代まで幅広く、年2回、大分市での演奏会を軸にし、県内各地における数多くの演奏会を通して地域に密着した活動を続けている。2008年、2014年には大分市の友好都市である中国武漢市において友好訪問演奏会(単独演奏会、武漢フィルハーモニーとの合同演奏会)を行い、国際文化交流に貢献した。これからも大分県の音楽文化向上のため、充実した活動を展開していく。

12/6 14:00 開演
別府市民フィルハーモニア管弦楽団 第27回定期演奏会 第4番

指揮:後藤龍伸
ピアノ:渡邊智道
場所:別府ビーコンプラザ フィルハーモニアホール
曲目:ラフマニノフ / ピアノ協奏曲第2番ハ短調
   ベートーヴェン / 交響曲第4番変口長調
料金:[全席自由]一般 1,000円、高校生以下 500円
主催:別府市民フィルハーモニア管弦楽団実行委員会、別府市
問合せ:別府市民フィルハーモニア管弦楽団事務局 0977-85-8508

プロフィール

別府市内で活躍する音楽家とこれを支援する県内外の音楽家により、1993年に「別府市民交響楽団」として結成。1995年には世界的ピアニスト、マルタ・アルゲリッチとも共演した。2003年6月には「10周年記念特別演奏会」でベートーヴェンの「第九(合唱付)」を演奏し、好評を得る。毎年2回開催する別府ビーコンプラザでの演奏会は、市民に親しまれる恒例行事となっている。市内の小・中学校でミニコンサートを行うなど音楽の普及活動にも力を入れている。2014年から毎年、別府市「音泉タウン音楽会」に出演。2016年4月より現名称に変更。

12/7 19:00 開演
ドイツ・カンマーフィルハーモニー管弦楽団 第7番

指揮:バーヴォ・ヤルヴィ
ヴァイオリン:諏訪内晶子
場所:iichiko総合文化センター iichikoグランシアタ
曲目:ベートーヴェン / ヴァイオリン協奏曲二長調
   ベートーヴェン / 交響曲第7番イ長調
料金:[全席指定] GS席10,000円、S席8,000円、A席6,000円、
   B席4,000円、C席2,000円、U25割半額(B・C席のみ)
主催:iichiko総合文化センター
   〔公益財団法人大分県芸術文化スポーツ振興財団〕
問合せ:iichiko総合文化センター 097-533-4004

プロフィール

ドイツ・カンマーフィルは、ブレーメンの音楽シーンには欠かせない存在となっている。毎年2つの定期公演シリーズと室内楽シリーズ、スペシャルコンサート、夏の野外音楽祭(Sommer in Lesmona)で演奏する他、1998年以降はブレーメン音楽祭でもクラウス・マリア・ブランダウアー等と音楽劇場公演に出演するなど、重要な役割を担っている。ドイツ・カンマーフィルとヤルヴィの関心は、現在その大部分がベートーヴェンの交轡曲に向けられ、このベートーヴェンヘの強いこだわりが、熱烈な支持を集める源になった。このコンビによるコンサートでは、耳に馴染んだ名曲が常に生気と説得力に満ちた新しい形で提示される。彼らが始動させたベートーヴェンの交轡曲全曲を演奏し最新の5.1 DSDテクノロジーを採用してレコーディングを行う「ベートーヴェン・プロジェクト」は、2008年にポン・ベートーヴェン音楽祭の開幕コンサートで交響曲第9番(ベートーヴェン)を演奏するまで継続する。また、同プロジェクトによるCD第1作となった3番と8番はドイツの年間批評家賞を受賞した。

12/12 18:30 開始
大分ベートーヴェン・プロジェクト2020
第九レクチャー&第九特別上映会
第9番

レクチャー講師:現田茂夫(指揮者)
場所:iichiko総合文化センター iichiko音の泉ホール
上映作品:パーヴォ・ヤルヴィ指揮
     ドイツ・カンマーフィルハーモニー管弦楽団
     ベートーヴェン / 交響曲第9番ニ短調
     [2009年ボン・ベートーヴェン音楽祭ライヴ]
料金:[全席指定] 参加無料(要整理券)
主催:iichiko総合文化センター
   〔公益財団法人大分県芸術文化スポーツ振興財団〕
問合せ:iichiko総合文化センター 097-533-4004

12/13 17:00 開演
九州交響楽団 大分公演 第2番 第6番

指揮:現田茂夫
場所:iichiko総合文化センター iichikoグランシアタ
曲目:ベートーヴェン / 交響曲第2番二長調
   ベートーヴェン / 交響曲第6番ヘ長調「田園」
料金:[全席指定] GS席5,000円、S席4,000円、A席3,000円、
   B席2,000円、U25割半額(S~B席のみ)
主催:iichiko総合文化センター
   〔公益財団法人大分県芸術文化スポーツ振興財団〕
問合せ:iichiko総合文化センター 097-533-4004

プロフィール

1953年創立。1973年に改組、のち財団法人化を経て2013年から「公益財団法人九州交響楽団」となり、九州の常設オーケストラとしてアジアの交流拠点都市“福岡”に本拠地を置く。初代常任指揮者・石丸寛(現・永久名誉音楽監督)。その後、森正、安永武一郎(現・永久名誉指揮者)、フォルカー・レニッケ、黒岩英臣、小泉和裕、山下一史、大山平一郎、秋山和慶が歴任し、2013年からは小泉和裕が音楽監督を務める。また桂冠指揮者に秋山和慶、名誉客演指揮者に小林研一郎を擁する。アクロス福岡での定期演奏会をはじめ、天神でクラシック、名曲・午後のオーケストラの自主公演の他、中学生の未来に贈るコンサート、青少年向けのコンサート、オペラやバレエ、合唱との共演、ポップス、映画音楽、ファミリーコンサートなど福岡県を中心に九州各地で年間約130回の演奏活動を行っている。これまでに、福岡市文化賞、西日本文化賞、文部大臣地域文化功労賞、福岡県文化賞を受賞。
公式SNS:facebooktwitterInstagramYouTube九響チャンネル

関連企画

ベートーヴェン各交響曲の聴きどころはもちろん、その他の主要作品も含めてベートーヴェンの「凄さ」を、
今回のチクルスプロジェクトで第3番・第8番などを指揮する森口真司氏がわかりやすくお話しします。

事業名ベートーヴェンレクチャー
開催日程 第1回 第1番~第4番   9月16日(水) 18:00~19:30 (開場 17:30)
第2回 第5番~第8番 10月14日(水) 18:00~19:30 (開場 17:30)
会場iichiko総合文化センター iichiko音の泉ホール
講師森口真司(大分県立芸術文化短期大学)
入場料無料
※ドイツ・カンマーフィルハーモニー管弦楽団のチケットを購入者限定としていましたが、
発売日が延期となりましたので、どなたでもご参加いただけます(各回先着340名様)。
iichiko総合文化センター1階インフォメーション、電話またはホームページにてお申込みください。
チケット受付 8月28日(金)10:00 友の会びび先行受付開始
9月  7日(月)10:00 一般受付開始

関連公演

9/28 19:00 開演
iichiko presents ウェールズ弦楽四重奏団
ベートーヴェン 弦楽四重奏曲全曲演奏会[第5幕]

場所:iichiko音の泉ホール
曲目:ベートーヴェン / 弦楽四重奏曲
   第1番 ヘ長調 作品18-1
   第11番 ヘ短調 作品95「セリオーソ」
   第14番 嬰ハ短調 作品131
料金:[全席指定] 一般 3,000円、U25割 1,500円
主催:iichiko総合文化センター
   〔公益財団法人大分県芸術文化スポーツ振興財団〕
問合せ:iichiko総合文化センター 097-533-4004

11/12 19:00 開演
iichiko presents ウェールズ弦楽四重奏団
ベートーヴェン 弦楽四重奏曲全曲演奏会[第6幕]

場所:iichiko音の泉ホール
曲目:ベートーヴェン / 弦楽四重奏曲
   第4番 ハ短調 作品18-4
   第10番 変ホ長調 作品74「ハープ」
   第7番 ヘ長調 作品59-1「ラズモフスキー第1番」
料金:[全席指定] 一般 3,000円、U25割 1,500円
主催:iichiko総合文化センター
   〔公益財団法人大分県芸術文化スポーツ振興財団〕
問合せ:iichiko総合文化センター 097-533-4004

11/15 14:00 開演
《ベートーヴェン歌曲の午後》
~小林道夫客員教授を迎えて~

場所:大分県立芸術文化短期大学 音楽ホール
料金:[全席自由] 500円
主催:大分県立芸術文化短期大学
問合せ:音楽科副手室 097-545-8758

11/16 19:00 開演
《ベートーヴェンピアノ協奏曲の夕べ》
~磯﨑淳子名誉教授を迎えて~

場所:大分県立芸術文化短期大学 音楽ホール
指揮:森口真司
ピアノ:磯﨑淳子
料金:無料
曲目:ベートーヴェン / ピアノ協奏曲第4番ト長調
主催:大分県立芸術文化短期大学
問合せ:音楽科副手室 097-545-8758

過去開催公演

8/10 ㊊㊗ 14:00 開演
iichikoグランシアタ・ジュニアオーケストラ 第11回定期演奏会 第1番

指揮:梅田俊明
場所:iichiko総合文化センター iichikoグランシアタ
曲目:ベートーヴェン / 交響曲第1番ハ長調
   スッペ / 「軽騎兵」 序曲
   ヨーゼフ・シュトラウス / 鍛冶屋のポルカ
   ヨハン・シュトラウスⅡ世 / 春の声
   ヨハン・シュトラウスⅡ世 / トリッチ・トラッチ・ポルカ
   ヨハン・シュトラウスⅡ世 / 雷鳴と稲妻
   ヨハン・シュトラウスⅡ世 / 美しく青きドナウ
料金:[全席自由]一般 1,000円、高校生以下 500円
主催:iichiko総合文化センター
   〔公益財団法人大分県芸術文化スポーツ振興財団〕
問合せ:iichiko総合文化センター 097-533-4004

プロフィール

次代を担う子どもたちが、オーケストラのレッスンを通じて真のアンサンブル精神を学び、豊かな感性を磨くとともに本格的なホール付きオーケストラヘ育っていくこと、さらに地元大分の音楽シーンの活性化を目指し、2009年4月に結成。大分県立芸術文化短期大学を中心とした地元講師陣のほか、特別講師として九州交響楽団等から演奏家を迎え、毎春の定期演奏会を中心に活動の幅を広げている。

10/17 14:00 開演
大分県立芸術緑丘高等学校 第16回定期演奏会 第8番

指揮:森口真司
場所:iichiko総合文化センター iichikoグランシアタ
曲目:ベートーヴェン / 交響曲第8番へ長調 ほか
料金:[全席自由] 無料(要整理券)
主催:大分県立芸術緑丘高等学校
問合せ:大分県立芸術緑丘高等学校 097-543-2981

プロフィール

1948年(昭和23年)4月の学制改革により発足した「大分県立別府第二高等学校」を前身とする。当初より音楽・芸術の専門教育を目的に設立された。校舎は開校当初別府市にあったが、1980年(昭和55年)に現校地の大分市に移転。1965年(昭和40年)4月から2005年(平成17年)3月までの40年間は大分県立芸術文化短期大学の附属高校であった。2008年(平成20年)に創立60周年を迎えた。日本国内で美術科と音楽科のみの公立高校は、本校と東京都立総合芸術高等学校の2校のみである。

10/17 18:00 開演
大分チェンバーオーケストラ 第15回演奏会 第5番

指揮:新通英洋
場所:iichiko総合文化センター iichiko音の泉ホール
曲目:ベートーヴェン / 交響曲第5番ハ短調
   ショスタコーヴィチ / 交響曲第5番ニ短調
料金:[全席自由]一般 1,000円、小-大学生 500円
主催:大分チェンバーオーケストラ
問合せ:大分チェンバーオーケストラ事務局 050-5880-2004

プロフィール

2008年に結成したオーケストラ。2009年のお披露目ニューイヤーコンサートを皮切りにこれまで14回の定期演奏会、3回の室内楽演奏会、4回のアンサンブルコンサートを主催。第九、未就学児童のためのコンサート、大分市ふるさとコンサートでの管弦楽伴奏などの依頼演奏、慰問演奏など精力的な活動を繰り広げている。中でも2011年にはロシアのボリショイバレエ団の指揮者やソロダンサーたちと創り上げた大分県民文化祭開幕行事バレエ「くるみ割り人形」全幕公演で好評を博し、世界的指揮者アレクセイ・ボゴラード(国際指揮者コンクール優勝)から「日本の大分という地で奇跡が起こった」と称賛された。これまで加藤完二、蔵野雅彦、寺岡清高、森口真司各氏らを指揮に招き音楽性を追求。編成・演目など伸縮自在で「融通の利くオーケストラ」として県内外から注目を浴びている。