九州交響楽団 大分公演

公演名平成28年度 文化庁 劇場・音楽堂等活性化事業
九州交響楽団 大分公演
上岡の真骨頂 ゲルマン音楽の世界


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日時2016年7月30日(土) 開場17:00 開演17:30
会場iichiko総合文化センター iichikoグランシアタ
出演
九州交響楽団 
指揮上岡 敏之
オーボエ佐藤 太一
クラリネットタラス・デムチシン
ホルン岡本 秀樹
ファゴット山下 菜美子
プログラム
J.S.バッハ=ウェーベルン「音楽の捧げもの」より6声のリチェルカーレ
モーツァルトオーボエ、クラリネット、ホルン、ファゴットと
管弦楽のための協奏交響曲 変ホ長調 K.297b
ブラームス交響曲第1番 ハ短調 作品68
料金S席5,000円 A席4,000円 B席3,000円 C席2,000円
U25割引(25歳以下全席種半額) *びび割は各席10%OFF。U25割引の重複割引なし。

九州交響楽団大分公演 座席割
チケット発売〈びび発売〉2016年4月24日(日)10:00
〈一般発売〉2016年5月1日(日)10:00
チケット取扱
iichiko総合文化センター ホームページ
インターネット予約はこちら
iichiko総合文化センター 1階 インフォメーション097-533-4006
トキハ会館 3階 プレイガイド097-538-3111
別府ヱトウ南海堂0977-22-0827
ローソンチケット(ローソン各店) (Lコード:81441)0570-000-407
チケットぴあ(セブンイレブン各店)(Pコード:289-315)0570-02-9999
セブン-イレブン〈店内マルチコピー機 セブンチケットボタンより〉
主催・お問合せiichiko総合文化センター【(公財)大分県芸術文化スポーツ振興財団】
大分市高砂町2-33 TEL. 097-533-4004 
助成一般財団法人 地域創造
特別協賛三和酒類株式会社
後援大分合同新聞社、OBS大分放送、TOSテレビ大分、OAB大分朝日放送、OCT 大分ケーブルテレコム
エフエム大分、シティ情報おおいた、ゆふいんラヂオ局
注意・備考 ・上演中の客席への入退場は制限させていただきます。
・やむを得ない事情により、出演者など変更されることがあります。
・ご予約後の変更およびキャンセルはお受けできません。
・公演中止の場合を除き、一度購入されたチケットの変更および払い戻しはいたしません。
・未就学児童の同伴はご遠慮ください。無料託児サービスをご利用ください。
 (要申込:7月25日)17時まで。満1歳児から未就学児まで。定員10名
・無料託児サービス及び車椅子席のお問合せ・ご予約は
 大分県芸術文化スポーツ振興財団(097-533-4004)までお電話でお申込みください。

九州交響楽団 (The Kyushu Symphony Orchestra)

1953年に活動を開始。1973年に改組、のち財団法人化を経て2013年から「公益財団法人九州交響楽団」となり、九州一円の常設オーケストラとしてアジアの交流拠点都市“福岡”に本拠地を置く。
指揮者として、初代常任指揮者・石丸 寛(現・永久名誉音楽監督)から、森正、安永武一郎(現・永久名誉指揮者)、フォルカー・レニッケ、黒岩英臣、小泉和裕、山下一史、大山平一郎、秋山和慶が歴任し、2013年から小泉和裕が音楽監督を務める。また桂冠指揮者に秋山和慶、首席客演指揮者に小林研一郎を擁してさらなる充実を図っている。
アクロス福岡での定期演奏会をはじめ、天神でクラシック、新シリーズ「名曲・午後のオーケストラ」の自主公演の他、中学生の未来に贈るコンサート、音楽鑑賞教室など青少年向けのコンサート、またオペラやバレエ、合唱との共演、ポップス、映画音楽、ファミリーコンサートなど内容は多岐に渡り、福岡県を中心に九州各地で年間約130回の演奏活動を行っている。
2006年から「九響シリーズ」9タイトル、小泉和裕が音楽監督就任後「ベルリオーズ/幻想交響曲」、「ベートーヴェン交響曲第9番」のCDを発売。
これまでに、福岡市文化賞、西日本文化賞、文部大臣地域文化功労賞、福岡県文化賞受賞。

佐藤 太一 (SATO Taichi)、 タラス・デムチシン (Taras DEMCHYSHYN)、 岡本 秀樹 (OKAMOTO Hideki)、 山下 菜美子 (YAMASHITA Namiko)

モーツァルトの協奏交響曲でソリストを務めるのは、いずれも九州交響楽団が誇る名手たちです。ご期待ください!

上岡 敏之 (KAMIOKA Toshiyuki)

上岡敏之は、オペラ、コンサートの両面において、大きな成功を収め、彼の高い音楽性と、きめ細かい解釈が、マスコミと聴衆双方に絶賛されている。2007年10月および2010年10月には、手兵ヴッパータール響を率いて日本ツアーを行い絶賛を博した。このコンビによるCDは、コロムビアとオクタヴィアより8枚リリースしているほか、自身のソロピアノCDも2枚発売している。2015年4月には新日本フィルのアーティスティック・アドバイザーに就任、2016年9月に音楽監督に就任する。
東京芸術大学で、指揮、作曲、ピアノ、そしてヴァイオリンを並行して学び1982年、名誉ある安宅賞を受賞。2年後には、ロータリー国際奨学生として、ハンブルク音楽大学に留学し、クラウスペーター・ザイベルに指揮を師事。キール市立劇場のソロ・コレペティトール、およびカペルマイスターとして、歌劇場でのキャリアをスタートさせた。1992年から1996年まではエッセンの市立アールト劇場の第一カペルマイスターを務め、その後、8年間にわたり、ヴィースバーデンのヘッセン州立歌劇場の音楽総監督を務めた。1998/99シーズンより、ヘアフォートの北西ドイツフィルハーモニー管弦楽団の首席指揮者も歴任。2004年からは、ヴッパータール市立か劇場音楽総監督に就任。2009年から5年間ザールランド州立歌劇場音楽総監督に転身する際に、ヴッパータール市からの強い要請を受けてヴッパータール響の首席指揮者も兼任した。そして、2014年シーズンよりヴッパータール市立歌劇場のインテンダントに就任したのを機に、同歌劇場の音楽総監督に返り咲いた(2015年/2016年シーズンまで)。
また、ザールブリュッケン音楽大学の指揮科正教授の要職にある。
2016−2017年シーズンよりコペンハーゲン・フィルのチーフ・コンダクターに就任。
これまでに、2002年ホテルオークラ音楽賞、2007年第15回渡邊暁雄音楽基金 音楽賞・特別賞、2014年第13回斎藤秀雄メモリアル基金賞を受賞。

コンサートを楽しむためのQ&A

「定期演奏会」は普通の演奏会と違うのですか?
オーケストラにとって定期演奏会といのうは重要なものです。定期会員の方々に喜んで、そして応援し続けてもらうために、考え抜いた曲目で演奏する、「勝負」の演奏会なんです。
それが大分で演奏されるわけですね?
今回は特別に九州交響楽団定期演奏会(福岡公演7/29)が大分でも開催されます。演奏旅行のような内容とはひと味違うコンサートとなります。ご期待ください!
今回は「上岡の真骨頂 ゲルマン音楽の世界」と題していますがどういうことですか?
指揮者の上岡敏之さんは約30年もの間、ドイツの劇場で指揮者や音楽監督を務められていました。ドイツ音楽を知り尽くしたその上岡さんが、ドイツを代表するバッハ、モーツァルト、ブラームスをどう扱うのか。その期待が込められていると思います。ちなみに上岡さんは九響に初登場の指揮者なんです。
今回の見どころはどこでしょう。
3つの曲はどれも編成が異なります。それぞれの楽器の数を数えてみたり、楽員のみなさんの視線がどこにあるのかを見るところもライヴならではの楽しみです。そしてなんといっても上岡さんの指揮です。どんな振りをしてどんな音が出てくるのか、ぜひご覧ください!最近は、インターネットで曲を聴いたり、映像を観たりもできます。予習してコンサートへ来ていただき、ぜひ生の音楽に触れていただきたいと思います。
今回の聴きどころを教えてください。
3曲演奏しますが、どれもタイプが異なります。最初の曲は、バッハが作曲した「音楽の捧げるもの」をウェーベルンがオーケストラ用に編曲したものです。オーケストラが奏でることでバッハのオリジナルの荘厳な雰囲気に迫力とドラマ性が加わります。2曲目はモーツァルトの作曲した「オーボエ、クラリネット、ホルン、ファゴットと管弦楽のための協奏交響曲」。小さい編成で、管楽器がとてもユーモラスに語り合う可愛らしい曲です。最後のブラームスの交響曲第1番ですが、「響」というウイスキー(お酒)はこの第4楽章の旋律をイメージしながら創られたそうです。聴く方にいろいろなインスピレーションを与える曲なんですね。みなさんがどんなことを想像しながら聴くか、ぜひ教えてください!