iichiko presents プラハ放送交響楽団

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公演名iichiko presents プラハ放送交響楽団

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日時2013年7月7日(日)
時間開場14:30 開演15:00
会場iichiko総合文化センター iichikoグランシアタ
指揮オンドレイ・レナルト
スメタナ交響詩「モルダウ」
ドヴォルザークチェロ協奏曲 ロ短調(チェロ:ミハル・カニュカ
ドヴォルザーク交響曲第8番 ト長調
料金 S席7,000円 A席6,000円 B席4,000円
学生割引 半額
(A〜B席のみ・25歳以下の学生対象・iichiko総合文化センターのみ取扱・要学生証)
チケット取扱2013年3月9日(土)10:00 発売開始
iichiko総合文化センター1Fインフォメーション097-533-4006
トキハ会館3Fプレイガイド097-538-3111
ローソンチケット(ローソン各店) (Lコード:85322)0570-084-008
チケットぴあ(セブンイレブン各店)(Pコード:194-962)0570-02-9999
中央町プレイガイド「ビートパワー」097-538-1386
別府ヱトウ南海堂0977-22-0827
主催・お問合せ大分県芸術文化スポーツ振興財団 TEL:097-533-4004
後援在日チェコ共和国大使館大分県芸術文化振興会議大分県社会福祉協議会大分合同新聞社、大分・チェコ友好協会
お願い ・演奏中および楽章間の客席への入退場は制限させていただきます。
・やむを得ない事情により、出演者、演奏曲目、曲順などが変更される事があります。
・ご予約後の変更およびキャンセルはお受けできません。
・公演中止の場合を除き、一度購入されたチケットの払い戻しはできかねますのでご了承ください。
・未就学児童の同伴はご遠慮下さい。託児サービスをご利用下さい。
(要予約:満1歳以上の未就学児対象。7月4日(木)17時までにお申し込み下さい。)
・車椅子席のご予約は大分県芸術文化スポーツ振興財団へお電話でお申込下さい。

本場から(少しだけ)離れてみる愉悦

鹿児島国際大学 井手口彰典

iichiko presents プラハ放送交響楽団

 何事につけ、我々は「本場」が大好きだ。明太子なら博多産、豚肉なら鹿児島産、麦焼酎なら当然我らが大分産。もちろんそこには、「本場物は品質が優れている」というれっきとした理由があるのだろう。だが一方で、敢えて王道を外すという(いくぶん天邪鬼な)楽しみ方もありうる。本場の老舗に新商品で勝負を挑むには、相手のブランド性を覆すほどの「何か」が必要になるはずだ。巨人に立ち向かう挑戦者が渾身の力で打ち出すその「何か」に期待して新商品を漁っていると、思わぬ掘り出し物と出会うことがある。
 さて、ではクラシック音楽における本場がどこかといえば、誰もがドイツ・オーストリアを思い浮かべるだろう。同地で活躍した作曲家を列挙しても、バッハ、モーツァルト、ベートーヴェン、シューベルト、ブラームスと錚々たる顔ぶれになる。実を言えばドイツ・オーストリアがそうした「本場」性を獲得するのはさほど古い話ではないのだが、それでも今日一般的に聴かれるクラシック作品が多く書かれた19世紀には、同地は既に絶対的な権威を持つに至っていた。
 そんなドイツ・オーストリアを相手に、他の地域の作曲家たちはどう立ち回ればよいのか。その最も優れた成功例のひとつがドヴォルザークの音楽だろう。ボヘミア地方(現在のチェコ)に生まれた彼は、敬愛するドイツの作曲家ブラームスから多くを学び取った。だがそれだけでは所詮ドイツ音楽の亜流に過ぎない。ドヴォルザークの魅力は、本場ドイツの表現語法を土台としながらも、その上に彼独自の資質、つまりボヘミアの民族的な旋律美や生き生きとした舞踊リズムを導入した点にある。特に彼の第8交響曲にはボヘミアのローカル色が非常に濃く現れており、小鳥のさえずりや森のざわめき、干草の匂いや地酒の薫りに満ちあふれている。
 本場に学び、なおかつ本場を越えていく。そんなドヴォルザークの音楽を、同地で活躍する指揮者、ソリスト、そしてオーケストラで楽しむ絶好の機会だ。音楽の根底に流れる本場からの影響を再確認するもよし、本場には見られないプラスアルファに酔いしれるもよし。楽しみ方は、どうぞお好み次第で。

オンドレイ・レナルト (指揮) Ondrej Lenard , conductor

オンドレイ・レナルト

 1977-90年旧チェコスロヴァキア放送交響楽団首席指揮者。84-86年までスロヴァキア国立歌劇場首席指揮者を務める一方、ウィーン国立歌劇場をはじめ世界の主要な歌劇場にたびたび客演。91/92年シーズンよりスロヴァキア・フィルハーモニー管弦楽団首席指揮者に就任し、95年から2001年まで音楽監督を兼務。1996年ブラティスラヴァ国際音楽祭のオープニング・コンサートでマーラー交響曲第8番「千人の交響曲」を同地初演、その功績によりスロヴァキアの〈今年の国民大賞〉を受賞。97年スロヴァキア国立歌劇場オペラ・バレエ音楽総監督を務め、『トスカ』の新プロダクションや同劇場日本公演を成功へと導き、その手腕は世界的に高く評価されている。現在プラハ放送交響楽団首席指揮者。
 日本へは、79年に新星日本交響楽団に客演後、首席客演指揮者を経て93年首席指揮者、99年名誉指揮者・芸術顧問。2001年の合併に伴い、東京フィルハーモニー交響楽団名誉指揮者に就任、現在に至る。

ミハル・カニュカ (チェロ) Michal Kanka , cello

ミハル・カニュカ

 1960年プラハ生まれのミハル・カニュカは、ミルコ・シュカンパの指導により7歳でチェロを始める。長じてプラハ音楽院でヴィクトル・モウチュカ教授(有名なヴラフ弦楽四重奏団のチェリスト)の下で研鑽を積む。ヨセフ・フッフロ教授(スーク・トリオのチェリスト)の下で学んだプラハ芸術アカデミー時代の1983年と1984年には、ロサンジェルスのグレゴール・ピアティゴルスキー・セミナーに参加し、アンドレ・ナヴァラ、モーリス・ジャンドロン、ポール・トルトゥリエらの指導を受けた。
 1980年にプラハの春国際音楽コンクールで名誉賞を受賞。その一年後、チェコスロヴァキア(当時)国内コンクールで全部門から選ばれるグランプリを獲得した。それに続き、1982年モスクワでのチャイコフスキー・チェロ・コンクール、1983年プラハの春国際音楽コンクール(第1位)などで上位入賞を果たす。1986年にはミュンヘン国際音楽コンクールの勝者となった(第1位なしの第2位)。
 カニュカはヨーロッパのトップ・オーケストラと共演を重ねてきた。チェコ・フィルハーモニー管弦楽団、プラハ放送交響楽団、バイエルン放送交響楽団、RIAS交響楽団(当時)、ロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニー交響楽団、ローザンヌ室内管弦楽団、プラハ室内管弦楽団、プラハ室内フィルハーモニー管弦楽団などであり、リサイタルもドイツ、オーストリア、デンマーク、スイス、オランダ、イタリア、フランス、スペイン、ポルトガル、南北アメリカ、日本など世界各国で開いてきた。またブルノ・フィルハーモニー管弦楽団では1995年以来定期的にソリストとして客演を続け、プラハ放送交響楽団では2003年から指定ソリストとして活躍している。
 放送関係でもチェコ・ラジオ、フランス公共ラジオ、バイエルン/ヘッセン/南西ドイツ放送協会、オランダAVRO放送などで数多くの録音を行っている。またスプラフォン、ボントン、パントン、ヌォヴァ・エラ(イタリア)といったレーベルから多数のCDがリリースされているが、現在は仏プラーガ・デジタルズ(販売はハルモニア・ムンディから)専属となっている。最近の録音としては、ボッケリー二のチェロ・ソナタ7曲、ミスリヴェチェクのチェロ・ソナタ6曲(世界初録音)、コダーイのチェロ作品などがあるが、それらのCDが数々の賞を受けている。ボッケリーニのチェロ・ソナタ第2集、及びマルティヌーのチェロとピアノの為の小曲集がショック賞(ル・モンド紙の音楽専門誌による)と金のディアパソン賞を、ベートーヴェンのチェロ・ソナタと変奏曲集はショック賞を、更にラフマニノフとミャスコフスキーのソナタ集、ルビンシュタインのソナタ集、ハイドンのチェロ協奏曲、ブラームスのソナタ集が金のディアパソン賞、フランク、サン=サーンスとボエルマンのソナタ集、ヴァインベルクのソナタ集がショック・ドゥ・モア賞を獲得している。2010年には、ショスタコーヴィチとブロッホのCDが新たにリリースされる。
 室内楽分野でもその活動は精力的だ。プラジャーク・クヮルテット、更にベートーヴェン弦楽トリオのメンバーとして世界中の主要なコンサートホールに立ち、プラーガ・デジタルズで数々のCDを録音している。
 使用楽器はフランスのクリスチャン・バヨン2006年製で、同じくフランスのニコル・デュシュリュー2000年製の弓を使用する。
≫ミハル・カニュカ

プラハ放送交響楽団 The Prague Radio Symphony Orchestra

プラハ放送交響楽団

 1926年、チェコスロヴァキア国営放送所属オーケストラとして発足した。以後、自国の作曲家の曲をはじめ、次第にレパートリーを広げていった。
 1930年代にプラハで開催された国際現代音楽祭においてヘルマン・シェルヘン指揮で参加し一躍国際的に注目を集めた。
 1934年にカレル・アンチェルが常任指揮者に就任するが、1935年、ナチスの進攻により、その地を去る。1947年にアンチェルが指揮者として復帰、1950年にはアロイス・クリマが指揮者を務める。1972年にはヤロスラフ・クロムプホルツが、1979年にはフランティシェック・ワイナールが常任指揮者に就任。そのほか、シャルル・ミュンシュ、ロジェストヴェンスキーなどの名指揮者がその指揮台に立ち、オネゲル、ハチャトゥリアン、ペンデレツキなどが自作を指揮している。
 1985年にウラディミール・ヴァーレクが首席指揮者に、現在はオンドレイ・レナルトが首席指揮者に就任している。
 これまでに、ドイツ、イタリア、オーストリア、クロアチア、スイス、フランス、ギリシャ、イギリス、韓国、日本などに招かれ、1998年には初のアメリカ・ツアーを行った。そして全ての国外ツアーは聴衆が楽しめるような曲目となっている。
 プラハ放送交響楽団は、チェコ・フィルハーモニー管弦楽団、プラハ交響楽団とともに、チェコの三大オーケストラの一つとして高い評価を受けている。
≫プラハ放送交響楽団