Vol.70 2015 AUTUMN

インタビュー 宝塚 雪組 蓮城まこと さん

 故郷・大分で3回目のステージに立つ蓮城まことさん。公演を前に宝塚入団のきっかけや舞台への意気込みなどをお聞きしました。

宝塚の舞台を観たのが入団のきっかけだったそうですね。

小学校4年の時、別府での公演を観て「あの舞台に立って男役を演じたい!」と思ったんです。当時は背も小さかったのですが、ありがたいことに中学生の時にグンと伸びて、今は170cm。男役には身長も必要なので、夢を叶えることができて本当に良かったなと思います。

男役としての苦労は?

苦労というか努力したのは、やっぱり声ですね。高音も男性的な深みのある声を出さなければいけないし、音域を下に広げていくのが大変でした。

大分での公演は5年ぶり。今回で3回目ですね。

生まれ育った町でステージに立つというのは、やはり特別なものがありますね。初めて『ベルサイユのばら』で出演した時は、まだ研究科4年。下級生でしたが、ソロで歌わせていただき、地元の皆さんの熱い声援を肌で感じることができて感無量でした。特にiichikoグランシアタは子どもの頃、バレエの発表会や合唱コンクールで立ったことのある思い出の場所。宝塚歌劇団の一員としてそこに3回も立てるなんてすごく幸せです。

離れてみて見えてきた大分の魅力ってありますか?

お魚が美味しいこと! それとゆっくり時間が流れている気がするので、のんびりしたくなった時や新鮮なお魚が食べたくなったら帰ります。その時は、大好きなとり天も必ずいただきます(笑)。

今回はどんなステージになりそうですか?

スペインが舞台のお芝居で、私はいわゆる黒塗りの男役で出演します。自分でも日に焼けたメイクのほうがしっくりくるし、ワイルドな男性の役が好きなので、とても楽しみにしています。

最後に、大分の皆さんにひとことお願いします。

宝塚では“男役10年”といわれ、10年でようやく一人前です。私は今年で13年目。まだまだ頑張らないといけないのですが、以前よりも成長した男役・蓮城まことを皆さんに観ていただけたらと思っています!

Profile

宝塚 雪組 蓮城まこと さん

 大分市出身。2003年、89期生として宝塚歌劇団に入団。大分公演は2006年『ベルサイユのばら』、2010年『情熱のバルセロナ』以来3度目。芸名の蓮城は、豊後大野市の蓮城寺に因んでお母さんが名付けたとか。

Point

 昨年、雪組トップコンビに就任した早霧せいな&咲妃みゆの初の全国ツアー公演。演目は闘牛士の悲恋を描いた名作ミュージカルの再演『哀しみのコルドバ』と、ショー『La Esmeralda』。スペインものにラテンショーと、宝塚の十八番とも言えるジャンルに新生雪組が挑む。

宝塚歌劇雪組
公演名iichiko presents
宝塚歌劇雪組
全国ツアー大分公演
日時12/3(木) 昼の部 14:00〜 夜の部 18:00〜
会場iichikoグランシアタ
出演早霧せいな、咲妃みゆ ほか
料金[チケット発売 10月3日(土)]
S席7000円、A席6000円、B席5000円、
[U25割引]2500円(B席のみ)
演目ミュージカル・ロマン『哀しみのコルドバ』
バイレ・ロマンティコ『La Esmeralda(ラ エスメラルダ)』

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