Vol.67 2015 WINTER

INFORMATION

OPAM 展覧会スケジュールのご紹介

待ちに待った開館年の展覧会スケジュールが発表されました。
OPAM でしか体感できない新たな感動との出会いをお楽しみください。

開館記念展 vol.1

モダン百花繚乱「大分世界美術館」

ー大分が世界に出会う、世界が大分に驚く「傑作名品200選」

2015年4月24日(金)〜7月20日(月・祝)

 大分の文化を象徴する作品と、世界的に知られた美術館の名作や日本を代表する美術館の名品とが、かつてない“出会い”をなし、相互に響き合う展覧会です。桃山期から現代にいたる作品が、“モダン”という底流のもと、時代、地域、ジャンルを越えて出会います。作品が出会い、その作品に私たちが出会うことで、新たな視点が生まれ、大分の芸術文化を再発見するきっかけとなることでしょう。

『描く!』 マンガ展

マンガの今、マンガの明日

[予定]2015年8月1日(土)〜9月23日(水・祝)

『進撃の巨人展 WALL OITA』

[予定]2015年8月1日(土)〜30日(日)

主催:「 進撃の巨人展」大分実行委員会

第51回大分県美術展

主催 : 大分県美術協会

[予定]2015年9月29日(火)〜10月18日(日)

開館記念展 vol.2

「神々の黄昏」

東西のヴィーナス出会う世紀末、心の風景、西東

[予定]2015年10月31日(土)〜2016年1月24日(日)

シアター・イン・ミュージアム

ライブ満載、ダンス満載、踊るミュージアム

[予定]2016年春

通 年 展 示
アトリウム展示

ユーラシアの庭
ーオランダ、日本の
デザイン対決

「マルセル・ワンダーズ × 須藤玲子」

 1600年、オランダ船・リーフデ号が大分県臼杵に漂着したことから始まった日蘭交流の歴史を、インスタレーションで再び呼び覚まします。オランダのデザイナー、マルセル・ワンダースと日本のテキスタイルデザイナー、須藤玲子による伝統と現代性が融合することで、OPAM 館内に「ユーラシアの庭」が創出されます。

アトリウム展示

大分観光壁

「ミヤケマイ、世界は届けい・セカイハトドケイ ー大分の中心で家内安全を叫ぶ」

 観光とは「光を観る/ 観せること」、つまり「地域のすぐれたものを観る/ 観せること」です。国内外で活躍する美術家・ミヤケマイが、家、会社、郷土といった小さな単位から平和(=家内安全)を実行し、世界に鳩(=平和)を呼び戻す大分発のプロジェクトを通じ、アトリウム西側を「大分の光」で充たします。

3階屋外展示

天庭(あまにわ)ー工芸を越える現代三人衆

「徳丸鏡子(陶)、礒崎真理子(陶)、高橋禎彦(ガラス)」

 「天庭」とは、天に開かれたOPAM の中庭のこと。この空間で、国内外で活躍する3 名の現代工芸作家によるインスタレーションが展開されます。刻一刻と変化する光と空気に包まれながら、それぞれの作品が様々に私たちの五感を刺激し、心を宇宙の広がりへと解き放ってくれます。

“出会い”と“五感”のOPAMへようこそ。

 大分県は、宇佐・国東地域を中心とした神仏習合の展開や、大友宗麟による南蛮文化の招来、そして江戸時代後期から大正期にかけての南画の隆盛など、さまざまな宗教や芸術、文化が交錯しながら発展してきました。これら異質なものに進取の気風で向き合い、柔軟に受け入れてきた県民性は、実にユニークであると考えます。初年度の展覧会スケジュールは、こうした県民性を考慮したOPAMのコンセプト、“出会い”と“五感”を底流に置きながらプランニングしました。

 開館記念展の第一弾「モダン百花繚乱『大分世界美術館』」は、大分の美術を代表する作家の作品と、国内外の美術館の名作との出会いを創出できるよう心がけました。夏休み期間中の「『描く!』マンガ展」は、マンガの隆盛を技術的観点から捉えた、新しい視点にご注目ください。秋の「大分県美術展」は、37年間県立芸術会館で開催されてきた展覧会を引き継いだものです。大分の作家たちの力作が、一堂にご覧いただけます。開館記念展の第二弾「神々の黄昏」では、日本と西洋の女神の出会いがテーマです。これからも“出会い”と“五感”のミュージアムを実現できるよう、実験的な試みに挑戦していきます。
 ぜひ、お気軽に足をお運びください。

大分県立美術館 学芸普及課長 加藤 康彦

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