Vol.55 2012 WINTER

さあ、もうすぐベルが鳴りますー直前のプログラムをレクチャー

2011年のプロジェクト完結編!そして、地域へ届ける音楽。

MAROプロジェクト5th
大分の若き演奏家たち 室内楽コンサート

 機関誌emoでも随時その様子をお伝えしてきた「MAROプロジェクト」。今年度もレベルの高いレッスンが行われ、いよいよコンサート本番が近付いてきました。
 コンサートに登場するのは、ピアニスト部門一般、高校生、小・中学生の各カテゴリー、そしてヴァイオリニスト部門の、それぞれから選ばれた演奏家。出演するためには、オーディションと二度の公開レッスンでの成果を、講師たちに認められなければなりません。受講生たちにとって、同じ志を持つ仲間が、良きライバルでもあるのです。そうして切磋琢磨したメンバーの中から、今回は、6組の"若き演奏家"が登場します。
 コンサートでは、NHK交響楽団の篠崎史紀さん、佐々木亮さん、桑田歩さん、そして大分県立芸術文化短期大学非常勤講師の時津りかさんと共演。モーツァルト、ベートーヴェン、シューベルト、ブラームス、ドヴォルザークと多彩なナンバーをお贈りいたします。新年最初のコンサートです。フレッシュな調べを聴きに、どうぞ足をお運びください。

MAROプロジェクト5th
大分の若き演奏家たち 室内楽コンサート
日時 2012年1月18日(水) 17:30開場/18:00開演
会場 iichiko 音の泉ホール
料金 2000円、学生500円
(学生券は、iichiko総合文化センター1Fインフォメーションでのみ取扱い)
主催・お問い合わせ/
(財)大分県文化スポーツ振興財団 TEL097-533-4004

メンバー紹介

神 恵理
神﨑 恵理(ピアニスト部門:一般/上野学園大学)
演目:シューベルト/ピアノ五重奏曲「ます」
普段と違って、曲についての知識を教えてもらいながら弾き方を習うレッスンが新鮮でした。シューベルトは出だしからキラキラした曲。最初からキレイに聴かせられるような演奏ができるよう、がんばって弾きたいと思います。
幸 省吾
幸 省吾(ピアニスト部門:高校生/大分高等学校)
演目:モーツァルト/ピアノ四重奏曲 第2番 第1楽章
以前MAROプロジェクトで譜めくりをさせてもらい、間近でN響メンバーの音を聴いてから、このプロジェクトで共演することが私の夢でした。このモーツァルトには特別な思いを持って練習してきたので、その思いが伝わるように演奏したいと思います。
木田 泰希
木田 泰希(ピアニスト部門:小・中学生/大分中学校)
演目:モーツァルト/ピアノ四重奏曲 第1番
僕は、このコンサートで演奏できることをとてもうれしく思っています。ずっと前から室内楽に憧れていて、しかもプロの先生方と一緒に演奏できるなんて夢のようです。だから悔いの残らないように全力で、そして楽しんで弾きたいです。
工藤 篤
工藤 篤(ヴァイオリニスト部門/数学講師)
演目:ドヴォルザーク/弦楽四重奏曲 第12番 「アメリカ」 第1楽章
「アメリカ」は、子供の頃に初めて生演奏で聴いた弦楽四重奏曲であり、学生時代から何度も演奏した、思い入れのある曲です。N響の先生方と良い音楽が創れるよう、精一杯がんばります。
Luft Trio
Luft Trio(アンサンブル部門/ピアノ三重奏)
演目:ブラームス/ピアノ三重奏曲 第1番 第1楽章
マロさんの演奏を聴いて、憧れて、ブラームスを選びました。曲の解釈が難しいですが、作品がどのようなことを伝えたいのか、私たちが一番よく理解したい。また、表現者としてお客さんに楽しんでもらえるような演奏をしたいです。
cordial
cordial(アンサンブル部門/弦楽四重奏)
演目:ベートーヴェン/弦楽四重奏曲 第1番 第1・4楽章
ベートーヴェンの曲は、細かい指示が多く何通りにも読み取れるので、どう演奏するのかよく話し合っていきます。「cordial」は"心をこめて"という意味。音楽に自分たちの思いを込めて、4人が納得がいく演奏をしたいです。

プロジェクトは続く。地域へ、子どもたちへ音楽を届ける「文化キャラバン」の取り組み

 大分県文化スポーツ振興財団では、大分県芸術振興会議の取り組みに参加し、地域の学校で訪問コンサート「文化キャラバン」を実施しています。財団からは、MAROプロジェクトのコンサート出演者の中から、アンサンブル部門の演奏家たちが、県内各地の小学校へと赴きます。
 このミニコンサートでは、子どもたちにも馴染みのあるクラシックの曲や、「となりのトトロ」や「崖の上のポニョ」などのポピュラーな曲を演奏。また、実際に楽器に触れられる"楽器体験"の時間を設け、音楽がもたらす喜びを実感してもらいます。
 11月2日、宇佐市の和間小学校では、約100人の生徒や地域のみなさんが文化キャラバンのコンサートに集まってくれました。2010年度のMAROプロジェクトから、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、ファゴットから成る「ノインクランゲ」のメンバーが小学校を訪問。演奏の合間に、子どもたちとの質疑応答などをはさみながら、楽しい時間を過ごしました。

VOICE:子どもたちより

●チェロを弾く体験をさせてもらって、貴重でよかった。
●お姉さんたちが上手でかっこよかった。トトロとか演奏できてすごいと思った。
●歌ったりして楽しかった。
●きれいな音楽できもちよかった。
●知らない楽器もあったけど、音がキレイでうっとりした。

VOICE:先生より

●クラシックは、若い人たちにはあまり身近でないですし、地方ではあまり耳にする機会もありません。ですから、このコンサートは願ってもないチャンスでよかったです。子どもたちの様子から、とても興味を持ってくれたようで、音楽をより身近に感じてもらえたようで、よかったです。

A. 地域のふれあい祭りの一貫としてのコンサートでした
B. 楽器のしくみを説明したり音色を聴かせたり、興味を持ってもらいます
C. 代表の子どもが楽器体験!
D. 先生の「感想を発表する人は前へ」の声に、ズラッと並ぶ子どもたち



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