Vol.52 2011 SPRING

密着!MAROプロジェクト大分の若き演奏家たち 大分から世界へ、舞台から地域へ。

 目的を持った大分県の若い演奏家が、NHK交響楽団の弦奏者と共演する夢のようなコンサート企画も、今年度で5回目を迎えました。演奏会は1月ですが、オーディション、レッスンを経てほぼ年間を通じて進んでいくこのプロジェクト。さらには、ステージを飛び出し、地域の学校などへ「出張コンサート」にも出かけているのです。今回は、その全貌に迫ります。

MAROプロジェクトとは?

2007年に始まった企画。「MARO」とは本誌でもお馴染みN響コンマスの篠崎史紀さんのこと。「可能性を引き出し、導く」というマロさんの提唱する理念のもと、若い才能に刺激を与えながら成長の手助けをしたい、そんな願いを込めたプロジェクトです。

部門

A. ピアニスト部門
  (Iシニア、IIジュニア)
B. ヴァイオリニスト部門
  (Iシニア、IIジュニア)
C. アンサンブル部門
  (トリオ〜ノネット)
1次では録音審査、2次で実技審査があります。
それぞれの部門に課題曲(10分程度)が発表されます。

参加資格

各部門とも年齢制限と、大分県出身者か在住者であること(アンサンブルの場合は、メンバーの半数以上が該当)が必要条件となります。
iichiko Space Be
リハーサル室
講師/篠崎史紀
  (ヴァイオリン)ほか


実際のレッスンは、公開形式で行われます。聴衆には演奏家を志す人はもちろん、教える側の人々、様々な"ツウ"好みの客層が。マロさんが表現力豊かに、言葉巧みにレッスンをしていく過程は、「教える」ということについて、ジャンルを超えたみんなに通じるものがあり勉強になります。
iichiko Space Be
リハーサル室
講師/篠崎史紀
  (ヴァイオリン)ほか


直接指導してもらえるレッスン、受講生は緊張&興奮の連続! でもみるみる上達していくのがよくわかります。
iichiko 音の泉ホール
共演・講師/
篠崎史紀(ヴァイオリン)、
佐々木亮(ヴィオラ)、
桑田歩(チェロ)、
川瀬麻由美(ヴァイオリン)


レッスンで習ったことを総動員して、集大成のコンサート。憧れのマロさんたちと一緒に、ステージで演奏します。
受講生たちは、後日「文化キャラバン」の一環で、県内各地の施設(学校や病院など)に赴き出張コンサートを行っています。音楽の素晴らしさを伝えながら、子どもたちに喜んでもらえることにエネルギーをもらいます。

出張コンサートでは、演奏するだけでなく、子どもたちが楽器に触れられるチャンスを設けています。初めての楽器を弾く子どもたち、とても楽しそう!

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