Vol.51 2011 WINTER

さあ、もうすぐベルが鳴ります—直前のプログラムをレクチャー

観ると必ず結婚したくなる!?ハートフルな
ミュージカル・コメディが生オーケストラ演奏で大分初上演

東宝ミュージカル ウェディング・シンガー

 2008年に東京・日生劇場で初演され、場内を爆笑の渦に巻き込んだミュージカル『ウェディング・シンガー』が、大分で再演されます。息の合ったキャストもそのままに、抱腹絶倒のステージになること間違いなし! しかも、音楽はオーケストラの生演奏。主人公のウェディング・シンガー、ロビー役を務める井上芳雄さんに、大分公演への意気込みをうかがいました。

―初演で大好評を博した『ウェディング・シンガー』ですが、再演に臨まれる心境をお聞かせください。
 僕も多くのミュージカルに出演させてもらっていますが、公演が終わるのが残念になる作品と、それほどでもない作品があります。ウェディング・シンガーは間違いなく前者。初演の千秋楽の舞台袖で、共演者と「終わってもらいたくないね」と話したぐらいですから。今回再演の話をいただいて、再び演じられることが本当に嬉しいですね。僕にとっては、5年に1回ぐらい巡り会える、やらせてもらえることが“ご褒美”のような作品です。
―初演のときの思い出ってありますか?
 とにかく共演の仲間たちが愉快で、最初の本読みのときから大爆笑でした。今回の再演でメンバーが替わらないというのは幸せなことです。あと、このミュージカルがギター初挑戦だったので、その練習は苦労しましたね。ラストに歌う「Glow Old With You」というナンバーは弾きながら歌うシーンなので、毎回死ぬほど緊張します。
―観客に観てもらいたい点ってどんなところでしょう?
 本作は誰でも分かる単純なストーリーで、観た人全員をハッピーな気持ちにさせる魔法のようなミュージカルです。ミュージカルの魅力がたっぷり詰まっていますから、難しいことは考えずに、いっしょに歌って踊って楽しんでもらいたいですね。初演のときは登場人物のコスプレをして来場されたお客さんもいました。舞台上にさえ上がらなければ、どれだけ盛り上がってもらっても構いません(笑)。

―この作品に出演されて、結婚観は変わりましたか?
 この役のおかげで、友人の結婚式でもウェディング・シンガーとして歌うことが多いんです。結婚をより身近なものと感じるようになりましたが、プライベートではまだまだ盛り上げ役に徹しています(笑)。
―井上さんは福岡出身ですが、大分の思い出ってありますか?
 湯布院の温泉にも、日田にも、何度も足を運んでいます。高校生のころには滝廉太郎記念音楽祭にも出たことがありますし。今回の地方公演はいい具合に間の日にちが開いているので、舞台に影響が出ない程度に打ち上げを楽しみたいです!あと温泉に入りたいなあー

profile

ミュージカル俳優
井上芳雄(いのうえ・よしお)

1979年、福岡県出身。東京藝術大学音楽学部声楽科卒業。2000年に、ミュージカル『エリザベート』のルドルフ役で鮮烈なデビューを飾る。以降、その高い歌唱力と存在感で数々のミュージカルや舞台に出演。役者以外にもソロコンサートやディナーショーなどの歌手活動も積極的に行っている。

東宝ミュージカル ウェディング・シンガー
日時 2011年4月19日(火)18:00開場/18:30開演
会場 iichiko グランシアタ
出演 井上芳雄、上原多香子、大澄賢也、樹里咲穂、鈴木綜馬 ほか
料金 S席7,000円、A席5,000円、学生席3,000円
主催・お問い合わせ/
(財)大分県文化スポーツ振興財団 TEL097-533-4004

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