Vol.49 2010 SUMMER

ホールの外からお届けします emo+プラス

日本の古典芸能を、次世代につなぐ

大分市 大分県長唄連盟

 今秋も、大分県民芸術文化祭が行われますが、その開幕行事、大分県長唄連盟の主催する「長唄・三味線演奏会」にご注目ください。
 舞台は3部構成で、第一部は、6つの会からなる長唄連盟総勢70名によるおめでたい演奏と、芸短大の学生による唱歌、洋楽とのコラヴォレーションなどで幕を開けます。続いて第二部には、東京より人間国宝・家元ほか総勢25人の名演奏家を招いての華やかな舞台が続き、さらに第三部では、とんち話「吉四六」を大分弁を交えながら、出演者全員が大合奏するという豪華な内容となっています。
 10月3日(日)の本番に向けて早くも練習が始まっており、芸短大での稽古現場をのぞいてきました。そこで熱心に三味線を弾いていたのは、この開幕行事のために学内公募で集まった15人の学生。実は今回の企画、大分県芸術振興会議と杵屋六絹也事務局長(さくら会)らが「伝統を若い人へ継承したい」との思いで大学に呼びかけたことから実現したそうです。
 「古典芸能は、次世代へつないでいくものです。意欲があって応募してくれた学生さんたちですから、練習でも吸収が早くて驚いています。とにかく、楽しんでやってほしいですね」
 そもそも長唄とは、歌舞伎の伴奏音楽。江戸時代から続く長い歴史の中で独立した文化として親しまれてきました。そのさらなる発展を目指し、今回のような新しい企画を試みる長唄連盟。秋の本番が、今から楽しみです。

A.参加する学生のみなさん。本番に向けてがんばって!
B.三味線を握るのも初めてというメンバーに、丁寧に教えていました。 D. 杵屋六絹也さん。大分でも長唄をもっと普及させたいと、その想いは大きい。
C.学生の中には国際文化学科に籍を置く人も多いとか。これを機に、長唄を海外にも発信してほしいものです。
  • 参加する学生のみなさん。本番に向けてがんばって!
  • 三味線を握るのも初めてというメンバーに、丁寧に教えていました。
  • 学生の中には国際文化学科に籍を置く人も多いとか。これを機に、長唄を海外にも発信してほしいものです。
  • 杵屋六絹也さん。大分でも長唄をもっと普及させたいと、その想いは大きい。

第12回大分県民芸術文化祭開幕行事 長唄・三味線演奏会

2010年10月3日(日) 開場12:00/開演13:00
iichiko グランシアタ
チケット好評発売中
お問い合わせ/大分県長唄連盟事務局 TEL097-537-1765

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