Vol.49 2010 SUMMER

さあ、もうすぐベルが鳴りますー直前のプログラムをレクチャー

あらためまして。
歌舞伎、はじめませんか?

iichiko presents 大分公演 松竹大歌舞伎

松竹大歌舞伎
松竹大歌舞伎

 秋の恒例、『松竹大歌舞伎』のチケットが発売開始となりました。今年は、歌舞伎ファンならずとも、初心者の方にこそぜひご鑑賞いただきたいのです…。  というのも、今回の最初の演目は、中村亀鶴による「歌舞伎の見方」。歌舞伎そのものについての解説から始まります。“風変わりな身なり”を意味する「傾(かぶ)く」という言葉に由来する歌舞伎は、江戸時代から400年以上も続く伝統芸能であり、音楽、舞踊、演者の三位が一体となった総合芸術です。そして最近では、古典のみならず新作歌舞伎というジャンルも登場し舞台を賑わしていますが、そんな歌舞伎のいろはと、魅力をたっぷり知っていただくチャンスです。
 その後には、「鳴神(なるかみ)」「俄獅子(にわかじし)」の2本をお贈りします。「鳴神」は、「勧進帳」などと一緒にラインナップされる歌舞伎十八番のひとつ。時は平安時代に遡ります。自分との約束を守らなかった帝に怒った鳴神上人が、雨の神様である竜神を閉じ込め、雨を降らせません。そのため日照りが続き…困り果てた朝廷は、雲の絶間(たえま)姫という美女を鳴神上人のもとへ送り込むと、その色気で上人を陥れ、竜神を逃がすのです。騙されたことを知った上人が激怒して姫を追いかけるシーンでは、「荒事」と呼ばれる演技が次々に飛び出し、観客を魅了します。鳴神上人を演じるのは中村橋之助。そして、妖艶な中村扇雀の雲の絶間姫にご注目を。
 「俄獅子」は、昔の年中行事がもととなった演目です。江戸後期から明治時代にかけて、吉原では「仁和賀」という催しが行われていました。芸者や幇間(ほうがん)【太鼓持ち】が仮装し、即興で踊って見せるもので、たいへん賑やかだったといいます。その様子を描いたのがこの「俄獅子」。立ち回り、獅子の狂いなどの華やかな舞を、どうぞお楽しみください。

iichiko presents 大分公演 松竹大歌舞伎
日時 2010年9月12日(日) 12:30開場/13:00開演
会場 iichiko グランシアタ
出演 中村扇雀、中村橋之助、中村亀鶴
演目 一. 歌舞伎の見方
ニ. 鳴    神
三. 俄 獅 子
料金 GS席10,000円 S席7,000円 A席5,000円
B席3,000円 学生1,500円
主催・お問い合わせ/
(財)大分県文化スポーツ振興財団 TEL097-533-4004

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