Vol.48 2010 SPRING

OITA NEWEST ARTIST INFORMATION 大分在住の若きアーティストの新作発表の場。ここから、明日へ。

「 人は食べることによって生き存らえ、食べることによって死に近づく(ver.2.8)」

「 人は食べることによって生き存らえ、食べることによって死に近づく(ver.2.8)」

パフォーマンス、インスタレーション、映像

 物質的な面でも感情的な面でも、「食べる」という行為には死生の循環というものが端的に現れているのだと思う。食料、犠牲、様々な恩恵や愛情、それらを「食べ」て生き存らえ、存らえた末に「食べ」られて次の誰かが生き存らえる糧となる。「食べる」ということを通した個々の存在の死生は綿々とつながり、大きな流れとしての生命のソリッドな部分を作り上げているのかもしれない。この目の前にある皿を前にして、「食べる」ということはなんと恐ろしく浅ましく、なんと偉大で尊いものなのだろう、と思えてくる。

見藤素子 Motoko Mitou

ARTIST PROFILE
見藤素子
Motoko Mitou

 1988年福岡県出身。福岡県立修猷館高校卒、大分大学教育福祉科学部総合表現コース在籍。2001〜2006年学展・絵画 入選、賞候補。2009年、AAC学生限定立体コンペ 入選、個展「その為にお前たちは生まれてきたのだ」、二人展「白と黄緑」。2010年、OASISアーティストプロデュース2009 見藤素子展「_.」、踊りに行くぜ! vol.10別府公演 出演、グループ展「絵呂展」。美術中心に分野問わず活動。

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