Vol.47 2010 WINTER

さあ、もうすぐベルが鳴りますー直前のプログラムをレクチャー

石坂団十郎&マルクス・シルマー
生誕240年ベートーヴェン・プロジェクト
〜ベートーヴェン作曲 チェロとピアノのための全作品演奏会〜

ベートーヴェン作曲、チェロとピアノのための全曲を披露!
石坂団十郎×マルクス・シルマーが贈る夢の2日間

石坂団十郎&マルクス・シルマー 生誕240年ベートーヴェン・プロジェクト 〜ベートーヴェン作曲チェロとピアノのための全作品演奏会〜

石坂団十郎&マルクス・シルマー 生誕240年ベートーヴェン・プロジェクト 〜ベートーヴェン作曲チェロとピアノのための全作品演奏会〜

 

 チェリスト・石坂団十郎が大分にカムバック!今回は、オーストリアのスターピアニスト、マルクス・シルマーとデュオを組み、なんと2日間にわたってベートーヴェンのチェロとピアノのための全曲を披露! なんだか聴く前からワクワクするこのコンサートを前に、石坂団十郎さんにお話を伺いました。


―これまでに何度も来県されていますが、大分の印象を聞かせてください。

 大分の聴衆は、とても熱心に演奏を聴いてくれますね。クラシック音楽への理解が深く、人柄も温かい。僕と聴衆の間には、コミュニケーションが取れている感じのいい緊張感があり、僕自身、大分でのコンサートをいつも楽しんでいます。

―4歳からチェロを始めたそうですね。チェロの魅力はどういうところにあるのでしょうか?

 

 まずは音色の美しさでしょう。チェロの音色は、人間の声にとても近いと言われています。ですから僕は、チェロを通して聴衆と直接コミュニケーションを取ることができるわけです。それから、音域が広いこと。そもそも僕がチェロを弾くことは生まれる前から決まっていたんです。うちは音楽一家で、兄姉もみんな楽器を習っていたのですが、チェロは誰もやっていなくて。それで僕が必然的にチェロを担当することになったんですよ。すぐに上手に弾けるようになったので、幼かった僕には、ほかに向いている楽器を探すほうが大変だったでしょうね。

―ベートーヴェン・プロジェクトは、とても興味深い企画ですね。

 

 ベートーヴェンによるチェロとピアノの作品には、子どもの頃から非常に憧れていて、チェロとピアノの全レパートリーを弾くのが長年の夢でした。今回は、主旋律を担う楽器として新たなチェロの一面をご紹介できると思います。また、ベートーヴェンが初期から後期までの全作品を完成させる過程において、彼が“作曲家”として成長していく様子が現れていますので、それを感じてほしいですね。

―マルクス・シルマーはどんなパートナーですか?

 

 マルクスは、音楽家としても人間としても素晴らしい人で、彼の親友でいられることを本当にうれしく思っています。ユーモアがあり、音楽に対しては真剣だし、音楽だけでなくあらゆることに興味を持っている。僕たちは同じ先生から習っていたので、音楽的なバックグラウンドは共通しているんだと思います。

―今、日本ではチェロのファンが増えていると言われています。今回、初めてクラシックのコンサートに来る人もいるかもしれません。初心者に、チェロの楽しみ方を教えてください!

 

 チェロのことが広まっていくのはうれしいですね。チェロがヴァイオリンやピアノほどポピュラーな楽器ではないのは、単純に、ソロ楽器として歴史がまだ浅いからなのですが、今、それは確実に変わりつつあります。たとえば映画でも、重要なシーンにチェロが使われていることは多くて。チェロは人の心と心を繋ぐことができる楽器だと思うんです。だから、みんなチェロの虜になっていくのではないでしょうか。

―最後に、大分のファンにひとことお願いします。

 

 今年も大分でコンサートができることをすごく楽しみにしています。毎回聴きにきてくださっているファンのみなさん、ほんとうにありがとうございます!今回のコンサートも、ぜひ聴きにきてくださいね。そして、僕の演奏を聴いたことがない人にもぜひ聴いてほしいと思っています。

profile

チェリスト 石坂団十郎(いしざか・だんじゅうろう)/1979年、日本人を父、ドイツ人を母としてボンで生まれ、4歳よりチェロを始める。92年、第1回若い音楽家のためのチャイコフスキー国際コンクールで最年少ながら特別賞を受賞。2003年には今後世界的に活躍が最も期待されるアーティストに贈られる「ヤングアーティスト・オブ・ザ・イヤー」賞受賞。世界中で精力的に演奏活動を行っており、このベートーヴェン・プロジェクトでも世界を飛び回る。

石坂団十郎&マルクス・シルマー
生誕240年ベートーヴェン・プロジェクト
〜ベートーヴェン作曲 チェロとピアノのための全作品演奏会〜
日時 2010年2月15日(月)・16日(火)19:00開演
会場 iichiko 音の泉ホール
出演 石坂団十郎(チェロ)、マルクス・シルマー(ピアノ)
料金 一般3500円、学生(25歳以下・当日指定)1500円、2日通し(前売のみ・全席指定)6000円(カロムジークでのみ取扱い)    
※当日券は500円増
主催・お問い合わせ/
caromusik(カロムジーク) TEL:090-8391-8788(八坂)

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