Vol.45 2009 SUMMER

ホールの外からお届けします emo+プラス

地域から素晴らしい音楽を発信

津久見市 樫の実少年少女合唱団

  別府アルゲリッチ音楽祭のマラソン・コンサートに先立って、子どもたちを招待したピノキオコンサートが行われました。桐朋学園オーケストラとアルゲリッチが登場し、ハイドンのピアノ協奏曲が披露されたのですが、この演奏後にサプライズが待っていたのです。アルゲリッチがピアノを離れて客席にお辞儀をした後、場内にアルゼンチンの民謡「花まつり」の合唱が響き渡ったのです。
 その素晴らしい歌声は、樫の実少年少女合唱団のものでした。樫の実は、1979年に設立された3歳〜18歳までが所属する子ど も合唱団で、今年で30年を迎えます。その記念上演として、2007年に初演したふるさとミュージカル『どんこ』を再演、大好 評を得ました。
 合唱団を率いるのは、浜野征子先生です。
 「もう孫の世代を教えるようになったほど、この合唱団も長く続いてきましたね。もう私が指示しなくても、子どもたちは自主的に練習の日ややり方を決め、効率よくレッスンを進めていきます。そして自然に年上の子が年下の子のお世話をするのが習慣になっているんです」
 歌声だけでなく、子どもたちの心も美しく豊かに育っているという樫の実少年少女合唱団。これからも、地域から素晴らしい音楽を発信してくれることでしょう。

月の連休に行われた公演を控え、衣装を着てリハーサル。
小さい子には、自然とお姉さんが手を貸します 振り付けが愛らしいのも樫の実の見どころ
浜野征子先生

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