Vol.41 2008 SUMMER

体験しよう!アフリカのリズム、コミュニケーションダンス、そして義太夫節!

映像と身体のワークショップ開催 コミュニケーション・ワークショップ 親子で楽しむダンス

 ダンスと言えば、バレエやモダンダンスなどが一般的ですが、「時代の先端を体現」しているのがコンテンポラリー・ダンス。現在、ダンスを中心に映像、音楽、美術、衣装、照明などの各分野で活躍するアーティストたちが集結し活動している「Nibroll」で、振付家兼ダンサーとして活躍中の矢内原美邦さん。彼女を招いてのワークショップがこの度開催されます。一体どういうものなのか、その魅力などをうかがってきました。
、インタビューしてきました。

様々な分野からいいとこどりを
  するアート

 コンテンポラリー・ダンスとは、演劇とダンス、または音楽とダンスや、映像とダンスの融合といったように、ありとあらゆるものがダンスと一体になって表現されているものです。その世界で、国内外を問わず活躍をされているのが矢内原美邦さんです。
  高校時代にお姉さんからダンス部へ勧誘され入部したのがきっかけでした。数々のコンクールで賞を受賞し、大阪体育大学舞踊学科へ進学。そこで交換留学生としてブラジルやアメリカでさらにダンスの勉強を重ねていきます。コンテンポラリー・ダンスは様々なダンスや分野を取り入れて表現できるところが魅力だと彼女は言います。 「バレエにしてもソリスト達は自己表現が大切で、その個性を他のところからも引っ張ってきます。そういう事を始めから取り入れて表現できるのが楽しいですね」
  そんな彼女の全力で表現に向き合う姿が観客を魅了し、感動を呼び起こしているのです。

芸術鑑賞だけではなく、表現を体で感じる

 公演活動とは別に、全国でコンテンポラリー・ダンスのワークショップなども開催しています。矢内原さんがワークショップを開催する理由は、芸術をもっと身近に感じてほしいという思いからです。
  「芸術に触れる機会って、大きなホールで鑑賞するのが一番多いと思うんですね。でも単に観るだけではなく、自分で作り出していくものだったりするんじゃないかっていつも思っていたんです。その第一歩がワークショップ」
  実際にその後、参加された方がダンスを始められたというようなお話もあり、少しずつでも彼女の思いが広がりつつあるようです。

ダンスを映像や身体のフレームに落とす
  楽しさを体験してください!

 7月に予定されている内容は、大人向けと親子で楽しめるプログラムの二つが用意されています。親子のプログラムでは、ダンスを通して一緒に物を考えたり図工をするような感じで、親子のコミュニケーションを図っていきます。大人向けのプログラムでは、映像を使ってのダンスなどを矢内原さんと一緒になって参加者が作りあげていきます。
  「映像を使ってのダンスというと難しく感じますが、つまりはその人が持っている身体が、絵の中に入っていった時にどういった力を持つのか、どういう風に置けばいいのかという事をやろうと思います。だいそれた事をやろうと思わず、ちょっと踊ってみる、ちょっと表現してみる、ちょっとビデオを押してみるというような事になればいいなと思います」
  表現とはどういうものか、そして表現をすることの楽しさを体感させてくれるワークショップ。このワークショップを通し、芸術を鑑賞するだけではなく、創造する事の楽しさにもつながっていけば、楽しみ方がもっと増えるかもしれません。

ダンサー
矢内原美邦
やないはら みくに

 高校からダンスを始め、全国高校コンクールにてNHK賞、特別賞など数多くの賞を受賞。93年に大阪体育大学舞踊学科を卒業。97年に「Nibroll」を設立し、国内はもとより数々の海外フェスティバルに招聘され、振付家として高い評価を得ている。05年には自らが脚本・演出を手掛ける「ミクニヤナイハラプロジェクト」を立ち上げ、様々な作品を発表し続けている。

コミュニケーション・ワークショップ
親子で楽しむダンス
日時 2008年7月26日(土)・27日(日)
会場 iichiko Space Be
料金 親子1,000円※1日分(事前申込必要)
主催・お問い合せ/ (財)大分県文化スポーツ振興財団 TEL097-533-4004

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