Vol.40 2008 SPRING
特集 2008年度ラインナップ

日時 | 2008年6月19日(木) 18:30開場/19:00開演 |
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会場 | iichiko グランシアタ |
出演 | 西本智実(指揮)、村治奏一(ギター) |
チケット | 発売中 |
料金 | GS席10,000円 S席8,000円 A席6,000円B席4,000円 学生席(25才以下・当日指定)2,000円 |
後援 | TOSテレビ大分 |
![]() 西本智実 |
![]() 村治奏一 |
創立150年を迎えたモナコ王国の名門オーケストラ、モンテカルロ・フィルと、国内外で話題をさらう、まさに今が旬の人気女性指揮者・西本智実の華麗なる競演。西本得意のドヴォルザーク「新世界」や、期待の若手ギタリスト・村治奏一が独奏を務める「アランフェス協奏曲」など、親しみやすいプログラムも魅力です。
日時 | 2008年9月13日(土) 昼の部13:00開演 夜の部17:00開演 | ||
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会場 | iichiko グランシアタ | ||
出演 | 松本幸四郎、中村梅玉、中村魁春 ほか | ||
演目 | 芦屋道満大内鑑「葛の葉」、歌舞伎十八番の内「勧進帳」 | ||
チケット | 2008年6月14日(土)発売 | ||
料金 | GS席10,000円 S席7,000円 A席5,000円 B席3,000円 学生席1,500円 |
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共催 | 大分合同新聞社 | 後援 | OAB大分朝日放送 |
![]() 松本幸四郎「弁慶」 (c)松竹 |
毎年恒例の松竹大歌舞伎。今年の演目は、「葛の葉の子別れ」としてよく知られた『芦屋道満大内鑑 葛の葉』と、歌舞伎を代表する名作の一つで、歌舞伎の演目の人気投票で必ず上位をしめる、人気作『勧進帳』です。
「葛の葉」は、愛しい子どもを残して家を出て行かなくてはならない葛の葉の、哀しく切ない母心が人々の心を捕らえて放さない物語。さらに歌舞伎ならではのさまざまな演出が加えられ、上演頻度の高い人気作品にまで練り上げられたものです。なかでも障子に「恋しくば尋ね来てみよ和泉なる信田の森のうらみ葛の葉」と書き置きを残す場面がよく知られています。
一方、『勧進帳』は、定評のある幸四郎の弁慶で歌舞伎の魅力をたっぷりとご堪能いただきます。幸四郎は、全国の皆様に歌舞伎のすばらしさを感じていただきたいと、積極的に各地で勧進帳を上演してきました。また、この秋、幸四郎は勧進帳の弁慶上演1,000回という記録を達成します。一回一回を丁寧に積み重ねている幸四郎の舞台は、大きな感動を呼び起こすことでしょう。
日時 | 2008年8月8日(金)〜10日(日) |
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会場 | iichiko Space Be 映像小ホール |
チケット | 2008年7月5日(土)発売 |
日頃鑑賞する機会が少なく文化的価値の高い各国各地域の映画を特集上映します。
日時 | 2008年9月19日(金) 18:30開場/19:00開演 |
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会場 | iichiko 音の泉ホール |
チケット | 2008年6月発売予定 |
後援 | OAB大分朝日放送 |
![]() スカ・クバーノ |
「スカ・クバーノ」は、ロンドンの元祖スカ・バンド「Gaz Mayall and the Trojans」の兄弟バンドである「Top Cats」に在籍していたナッティー・ボウが首謀者となり結成した、スカとキューバ音楽の融合をコンセプチュアルに表現するキューバン・スカ・バンドです。
キューバ革命により断絶されていたジャマイカとキューバのカリブ海音楽の交流再生を実践するため現地のベテランミュージシャン達とバンドを結成した、いわばブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブのスカ版。個性豊かな面々が集まり、マンボ、スカ、ルンバ、ロック、レゲエ、ソンなどの様々な音楽を、ゆる〜く混ぜ合わせた「お気楽なカリビアン・スカ・バンド」、それが「スカ・クバーノ」!体が勝手に動き出す、極上ダンス・ミュージックをお届けします。
日時 | 2008年10月22日(水) 17:45開場/18:30開演 |
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会場 | iichiko グランシアタ |
出演 | シリル・ディーデリッヒ(指揮)、ローザンヌ歌劇場管弦楽団、ローザンヌ歌劇場合唱団、ルードラ・ベジャール・バレエ学校 ほか |
チケット | 2008年6月21日(土)発売予定 |
料金 | GS席13,000円 S席10,000円 A席8,000円 B席6,000円 C席4,500円 学生席(当日指定・25歳以下)2,500円 |
後援 | スイス大使館、TOSテレビ大分 |
![]() 『カルメン』の一場面 |
フランスと国境を接するスイス最西部に広がる美しいレマン湖。その湖の北部に位置するのが、芸術都市として知られるローザンヌ。
その誇り高き芸術都市から、スイスが誇る名歌劇場がフランス語オペラの大傑作《カルメン》を率いて勇躍、日本初上陸! 「ハバネラ〈恋は野の鳥〉」「セギディーリャ〈リリアス・パスティアの酒場で〉」「ジプシーの歌〈鈴を鳴らして〉」「闘牛士の歌〈諸君の乾杯を喜んで受けよう〉」「花の歌〈お前が投げたこの花は〉」「カルタの歌〈何度やっても同じこと〉」……とビゼーの魅力的な名アリアたち。全編、起伏と変化に富んだ音楽は、まるで極彩色の絵巻です。
日時 | 2008年11月18日(火) 昼の部14:00開演 夜の部18:00開演 |
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会場 | iichiko グランシアタ |
出演 | 安蘭けい、遠野あすか |
演目 | 宝塚グランドロマン 『外伝 ベルサイユのばら−ベルナール編−』(原作/池田理代子、外伝原案/池田理代子、脚本・演出/植田紳爾) ロマンチック・レビュー 『ネオ・ダンディズム!?−男の美学−』(作・演出/岡田敬二) |
チケット | 2008年9月6日(土)発売 |
料金 | S席6,500円 A席5,000円 B席3,000円 ※3歳以上有料。3歳未満入場不可 |
![]() 宝塚レビュー |
『外伝 ベルサイユのばら』は、原作者・池田理代子氏が宝塚歌劇のために特別に書き下ろしたストーリーのもと、植田紳爾の脚本・演出により従来とは視点を変えた『ベルサイユのばら』の世界を構築した作品。星組公演は、革命家ベルナールに焦点をあてます。
ベルナールは、「黒い騎士」と呼ばれる義賊として貴族たちを慄かせており、ある日策謀によりオスカルの屋敷に入り、アンドレの目に鞭を当て片目を失明させてしまう。負傷して捕えられたベルナールは死刑を覚悟するが、オスカルは彼を自分の屋敷に匿う。ベルナールの看病に当たるのは、オスカルの屋敷で小間使いとして働くロザリーだった。ベルナールとロザリーはお互いに愛情を感じるようになる。そして……二年前の宝塚雪組公演にもでてきたロザリーとベルナール、その二人のロマンスが明らかに! 第二部は、宝塚の男役の美学を追究した、ロマンチックでエキサイティングなレビュー。06年に初演、07年に作品の持つ色合いはそのままに、安蘭けいを中心とした星組のために新たにリメイクして上演し、大好評を得た『ネオ・ダンディズム!』。そして、今回、更にバージョンアップしての上演をお見逃しなく!!
日時 | 2008年11月29日(土) 14:00開演 |
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会場 | iichiko グランシアタ |
出演 | スヴェトラーナ・ルンキナ&ドミートリ・グダーノフ(主演予定)、ボリショイ劇場管弦楽団 |
チケット | 2008年8月9日(土)発売 |
特別協賛 | 日興コーディアルグループ |
後援 | TOSテレビ大分 |
![]() | ![]() |
世界最高峰のバレエ・カンパニー、ボリショイ・バレエ。6年ぶりとなる大分公演は、クラシック・バレエの代名詞「白鳥の湖」をお贈りします。ロシアの名ダンサーたちによるダイナミックな舞踊の見せ場の数々と、叙情的な湖畔の群舞の美しさ……「永遠の古典」と呼ぶにふさわしいこの名作を是非この機会にお楽しみください。
日時 | 2008年12月5日(金) 18:30開場/19:00開演 |
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会場 | iichiko 音の泉ホール |
チケット | 2008年8月発売予定 |
後援 | TOSテレビ大分 |
![]() ゲルハルト・オピッツ |
現代のドイツ・ピアノの正統派を代表するピアニスト、ゲルハルト・オピッツ。ウィーン・フィルやベルリン・フィル、バイエルン放送交響楽団をはじめとする名オーケストラや、リッカルド・ムーティ、ズービン・メータなどの名指揮者と共演するなど、国際的に活躍しています。
幅広いレパートリーの中でも、特にベートーヴェンの演奏の評価は高く、日本も含め世界各国で全曲演奏会を数多く開催しています。ドイツ・ピアノ界の巨匠、ベートーヴェン演奏では世界最高と言われるオピッツの4大ピアノ・ソナタ……堂々たるドイツ伝統の重厚な響きは聴く人の心を揺り動かすことでしょう。
日時 | 2009年3月4日(水) 昼夜2公演 |
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会場 | iichiko 音の泉ホール |
演目 | 昼の部 一谷嫩軍記「熊谷桜の段」「熊谷陣屋の段」、紅葉狩 夜の部 二人三番叟、御所桜堀川夜討「弁慶上使の段」、 傾城恋飛脚「新口村の段」 |
チケット | 2008年12月発売予定 |
![]() 人形浄瑠璃 文楽 |
iichiko総合文化センターでの公演も8回目を迎え、演目も文楽ならではのラインナップとなっています。
昼の部は、源平の合戦で初陣する息子を身代わりにして、院の落胤である同じ歳の平敦盛を助ける「一谷 軍記」。子を失った母の激しい嘆き、父の深い悲しみが強く心を打つ、豪快さと緊張感に満ちた傑作です。また、信州・戸隠山の鬼女伝説を題材とする能「紅葉狩」は、明治時代につくられた歌舞伎舞踊をもとに、昭和14年四ツ橋文楽座で初演され、優雅な舞と力強い立ち回りが見所の作品です。
夜の部は、短編ながら躍動感にあふれた三番叟の舞はもちろん、豊かな音楽性の「二人三番叟」。女性とは縁がなさそうな、無骨な荒法師弁慶の意外な内容を描いた「御所桜堀川夜討」から三段目「弁慶上使の段」をお贈りします。最後は、近松門左衛門の世話物の傑作「冥途の飛脚」より下の巻「新口村の段」。罪を犯し、死を目前にした息子・忠兵衛とその愛人・梅川に対する親の愛と苦悩が描かれます。

(財)大分県文化スポーツ振興財団 TEL097-533-4004